整形外科
整形外科
主に40代以降に、膝の軟骨がすり減ったり、膝がくり返し腫れたりするうち徐々に関節の変形を来たす病気です。ときに急に痛みが強くなる場合もあります。半月板のキズや断裂、緩みを伴う場合も多く、日ごろ見過ごされがちな過剰な回旋運動(捻り動作・回旋副運動)なども痛みの要因と考えられます。理学療法での治療のほか、薬物療法や関節注射、重症の方では手術療法をお薦めする場合があります。
ときに強い痛みの原因になる病気として『大腿骨内顆骨壊死』を併発される方もおいでです。痛みが強くまた持続する場合は、MRIなどの精密検査で診断を行い、必要な際には外科的加療(手術療法)をお薦めする場合がございます。(精密検査については近隣の病院などに依頼いたします。)
代表的な疾患には、脊椎すべり症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症に合併する圧迫骨折、頚椎症、変形性腰椎症、神経根症状、脊髄症、後縦靱帯骨化症、脊椎脊髄腫瘍などがあります。
治療をするにあたり、原因を明確にして診断することが大切です。当院で可能なレントゲン・骨密度検査のほか、必要に応じてMRIやCTなどの精密検査をお薦めする場合がございます。(精密検査については近隣の病院などに依頼いたします。)
治療には理学療法や内服・外用など薬物療法等による保存的加療と、手術による外科的加療があります。当院では保存的加療を担当します。また外科的加療(手術加療)を要する方には近隣の施設をご紹介いたします。